洋楽のおすすめインストバンド。海外の人気バンド
皆さんは、インストゥルメンタル主体の楽曲を主にプレイするバンドに対して、どのようなイメージをお持ちでしょうか。
何となく興味はあるけどボーカルがない曲を聴く習慣もないし……といった風に先入観で苦手意識を持っている方もいらっしゃるかもしれません。
今回の記事では、そんな方々に向けて海外のおすすめインストバンドを紹介しています。
あえて往年のジャズやプログレッシブロックといったインスト主体のバンドではなく、1990年代以降のポストロックやマスロック、近年のジャズ周辺など新世代のグループなども多数紹介していますから、インストバンドに詳しい方もぜひチェックしてみてくださいね!
もくじ
- 洋楽のおすすめインストバンド。海外の人気バンド
- MirageGlass Beams
- My RelationshipDysrhythmia
- ATLAS NOVUSScale the Summit
- Ego Death feat. Steve VaiPolyphia
- The Mighty Rio GrandeThis Will Destroy You
- Giving Birth to Imagined SaviorsRed Sparowes
- Nude Beach. Pin Hole CameraPele
- A Tender History In RustDo Make Say Think
- August 10Khruangbin
- Forever LostGod Is An Astronaut
- Organic NucleationDark Matter Secret
- Touch and GoINTERVALS
- StormGodspeed You! Black Emperor
- Lingus (We Like It Here)Snarky Puppy
- DjedTortoise
- Mogwai Fear SatanMogwai
- AresCovet
- Victory DanceEzra Collective
- Physical EducationANIMALS AS LEADERS
- WaterslideCHON
- GnosisRussian Circles
- All I Know Is TonightJaga Jazzist
- HopoponoGoGo Penguin
- acid rainLiquid Tension EXPERIMENT
- Dead Between The WallsPELICAN
- IVBadbadnotgood
- Your Hand In MineExplosions in the sky
- ComedownCitriniti
- Follow mePat Metheny Group
- Theme from AntarcticaVangelis
- PeponiThe Piano Guys
- ContradanzaVanessa Mae
- HyperventilateFrost*
- HavonaWeather Report
- Defcon 5Man or Astro-man?
- Acid FightDeaf Scene
- PipelineThe Ventures
- FableINTERVALS
- Time Destroys Everything, But Our Foundation RemainsThis Patch of Sky
- Return To InnocenceEnigma
- Killarney Boys of PleasureLúnasa
- LeandiMosaik
- Meta MettaEl Ten Eleven
- The Bounty HunterEstradasphere
- Elbow greaseNiacin
洋楽のおすすめインストバンド。海外の人気バンド
MirageGlass Beams
オーストラリアのミステリアスな音楽プロジェクト、グラス・ビームス。
2020年にデビューEP『Mirage』をリリースし、宇宙的な楽器や東洋の音階、クラウトロックに影響を受けたポリリズムを取り入れた4曲を収録しています。
プロジェクトの創設者であるラジャン・シルバさんは、インド生まれの父を持ち、その文化的ルーツからインスピレーションを得ています。
『Mirage』は、ジャズやサイケデリックの要素を含んだ魅惑的な作品で、DJプロデューサーのジャイダ・Gさんなどから注目を集めました。
フジロック2024での参戦も決まり、今後日本でも確実に知名度を上げるであろうグラス・ビームズは今のうちからチェックしておくべきですよ!
My RelationshipDysrhythmia
ディスリズミアは、アメリカのエクスペリメンタル・プログレッシブ・ロックバンドです。
彼らの音楽は複雑なリズムと高度な演奏テクニックで知られ、プログレッシブ・ロックの新たな可能性を切り開いています。
2003年5月にリリースされたアルバム『Pretest』は、テクニカルな演奏と緻密な楽曲構成が評価され、マニアックな音楽ファンの間で話題になりました。
クレイトン・インガーソンさん、ジェフ・エバーさん、ケヴィン・ハフナーゲルさんという個性的なメンバーたちの織りなす音楽は、聴く者を圧倒する迫力があります。
エクスペリメンタルな要素を取り入れつつも、ロックの本質を失わないサウンドは、アンダーグラウンドシーンに新たな風を吹き込んでいます。
ATLAS NOVUSScale the Summit
アメリカ・テキサス州ヒューストン出身のインストゥルメンタル・プログレッシブ・メタルバンド、スケール・ザ・サミット。
2004年にロサンゼルスのミュージシャンズ・インスティテュートで出会ったギタリストのクリス・レッチフォードさんとクラスメイトによって結成されました。
2007年に自主制作でデビューアルバム『Monument』をリリース。
その後、プロステティック・レコードと契約し、『Carving Desert Canyons』など注目作を発表。
バンドはスティーヴ・ヴァイさんやドリーム・シアター、ジョー・サトリアーニさんなどのアーティストと関連付けられ、技巧派でありながらも感情を揺さぶるメロディーを持つ音楽性で知られています。
プログレッシブ・メタルやインストゥルメンタル・ミュージックの新たな可能性を感じさせてくれるバンドです。
ギターやドラムの高度なテクニックが好きな方にオススメ!!
Ego Death feat. Steve VaiPolyphia
2020年代の今、最も注目を集めているインストバンドの1つといっても過言ではないでしょう。
新世代のギターヒーロー、ティモシー・ヘンソンさんとスコット・ルペイジさんを中心として2010年にテキサスにて結成されたポリフィアは、卓越したテクニックで魅せるハイブリッドかつプログレッシブなサウンドと、端正なルックスで高いスター性を誇る4人組です。
2014年にデビューアルバム『Muse』をリリース、プログレッシブメタルと呼ばれるテクニカルなインストバンドの音楽ファンの間で話題となり、2016年にはセカンドアルバム『Renaissance』のリリースと合わせて日本デビュー。
2017年には待望の初来日を果たし、オープニングアクトとして当時12歳の天才ギタリストLi-sa-Xさんが起用されたことも注目を集めました。
2020年にはあのBABYMETALのアルバム『Brand New Day』にゲスト参加するなど、ここ日本においてもコアな音楽好き以外でも着実にファン層は拡大しています。
そんな彼らが2022年の10月に発表した通算4枚目アルバム『Remember That You Will Die』は、従来のインストゥルメンタルサウンドに加えて複数のボーカリストをフィーチャー、もはやメタルやプログレといったジャンルに全くとらわれない、洗練されたポリフィア独自の音楽を展開し、バンドとしてもネクストレベルへと到達。
全米ビルボードチャートで33位を記録して商業的な成功も果たし、ますます勢いに乗る彼らの快進撃が今後も続くことは間違いないでしょう。
(KOH-1)
The Mighty Rio GrandeThis Will Destroy You
ディス・ウィル・デストロイ・ユーは、2004年にアメリカのテキサス州サンマルコスで結成されたポストロックバンドです。
彼らの音楽はポストロック、シューゲイジング、アンビエント、ドローン、ドゥームメタルなど多岐にわたるジャンルを含み、エフェクトを多用したギターとダイナミクスを重視した長尺のインストゥルメンタル楽曲が特徴です。
デビュー作『ヤング・マウンテン』をはじめ、これまでに『ディス・ウィル・デストロイ・ユー』や『アナザー・ランゲージ』など数多くのアルバムをリリース。
楽曲『ザ・マイティ・リオ・グランデ』は映画『マネーボール』や『アース・トゥ・エコー』などに使用されています。
ポストロックやインストバンドが好きな方はもちろん、新しい音楽に挑戦してみたい方にもオススメのバンドです。
Giving Birth to Imagined SaviorsRed Sparowes
ロサンゼルスを拠点とするポストロックバンド、レッド・スパロウズ。
2003年に結成され、バンドにはISISやマリッジズなど著名バンドの現役・元メンバーが在籍しています。
デビューアルバム『At the Soundless Dawn』は2005年にリリースされ、その後も『Every Red Heart Shines Toward the Red Sun』や『The Fear Is Excruciating, but Therein Lies the Answer』など意欲作を発表。
ペダルスチールギターを多用した実験的なロックサウンドが特徴で、インストゥルメンタルの楽曲にはサンプリングやフィールドレコーディングを用いてメッセージ性を持たせています。
重厚でドローン的な音像の中にも、時折見せる独自のダイナミクスが印象的。
先鋭的なヘビーロックを好む方にも、ぜひおすすめしたいバンドですね。